2019/09/10 00:56
ドケルバン病について
ドケルバン病についてまとめてみました。
・ドケルバン病
手首の腱鞘炎
親指を伸ばしたり広げたりする働きをする腱(長母指外転筋腱、短母指伸筋腱)が、それを包んでいる腱鞘との間に炎症をおこして発症する。
出産後や更年期の女性がホルモンバランスの変化によってやパソコン作業・美容師など親指をよく使う人に多く発症する。
手背(手の甲)に腫れや痛みがおこり、親指を曲げたり広げたりすると手首に痛みがでる。
○検査法:フィンケルスタインテスト
親指を握り込み、小指側に曲げた時(尺屈)に手首に痛みがあれば疑われる。
2019/09/09 11:28
ばね指(弾発指)について
ばね指(弾発指)についてまとめてみました。
・ばね指(弾発指)
指の曲げ伸ばしをするための腱と腱の浮き上がり押さえるトンネル状の靭帯性腱鞘の間で炎症がおこり、指を伸ばそうとすると カクン とばねのようにはじかれる現象を ばね指 という。
手掌側の親指や人差し指、中指の付け根などが痛むことが多く、そのまま使い続けていると指を曲げた時に激痛が走り曲げ伸ばしが自由にできなくなることもある。
※ばね指と似た症状に、軟骨がすり減ることで痛みや腫れがおき、放置してしまうとる変形性指関節症があるので注意する必要がある。
2019/09/07 17:58
腱鞘炎について
腱鞘炎についてまとめました。
・腱鞘炎
指先から手首にかけて通っている筋肉と骨をつなぐ丈夫な組織である腱が存在し、この長い腱をトンネルのように覆っているのが腱鞘という組織になる。
手首を曲げたり伸ばしたり腱鞘の中を腱が往復することで、腱周囲が炎症をおこし腱や腱鞘の滑膜が肥厚することを腱鞘炎(狭窄性腱鞘炎)という。
もともとは楽器を演奏する、文字を書くといった指や手を動かす仕事の人やテニスなど手首に負荷がかかるスポーツをする人、出産後・更年期によるホルモンの関係でよくみられた症状であったが、最近はパソコンやスマホを長時間使うことが増えたこともあり、指や手首に痛みを炎症する人が増えた。
※要因として加齢や糖尿病もある。
腱鞘炎 ・ばね指(弾発指) : 指の腱鞘炎
・ドケルバン病 : 手首の腱鞘炎
2019/02/08 17:40
腰・背・尻の痛み、便秘改善 ~半分の魚の王様のポーズ~
2018/11/16 12:17
産後のケアいつから?
最近は出産後のケアとしてご来院される方も増えてきました。
お問い合わせでは、
『産後どのくらい経ったら通院しても大丈夫ですか?』
とのお電話も頂きます。
妊娠されると7週目あたりから「リラクシン」という骨盤周り関節を柔らかくさせるホルモンが出始めるます。
産後も1カ月くらいは出続け次第に減っていき、関節は元の硬い状態へと戻っていくのです。
産後の1~2ヶ月は産褥期(さんじょくき)といい、骨盤もまだ安定していない体力を回復させるための大切な時期でもあり、弱い刺激でも大きな影響がでてしまうので、1カ月検診でお医者さんに相談してからの通院をおススメしています。
そして産後6ヶ月を過ぎると、リラクシンの影響もなくなり関節や筋肉は産前前の硬い状態に戻ってしまうので、産後2~6ヶ月の間に施術をうけて頂くのがよいです。
通院回数として4回は通院してもらいたいです。
最初は歪んだ状態を脳が記憶していて、その状態を正常と勘違いもしてしまっているので、矯正しても元の状態に戻ろうとしてしまいます。
個人差はありますが、目安として最初の2回は週1ペースで、3回目4回目は2週に1回のペースで施術をうけ、その後は状態次第でもありますが、しっかりと整ってきていれば1カ月~2ヶ月に1回の間隔で通院して、ご自身でもケアできる運動やストレッチを、ご自身1人でも正しくできるようになるまで通院していただくのがベストです。