2026/03/28 11:05
五十肩の原因と治し方|肩が上がらない本当の理由と正しいセルフケア
「ある日突然、肩が上がらなくなった」
「夜、肩の痛みで目が覚める」
40代から50代に多いこの症状は、いわゆる五十肩と呼ばれるものです。
一般的には
「年齢のせい」
「そのうち良くなる」
と考えられがちですが、
実際には、肩の中で明確な変化が起きています。
◆五十肩の正体は「関節の膜のトラブル」
五十肩は筋肉の問題ではなく、
肩の関節を包んでいる「関節包」のトラブルです。
① 炎症が起こる(痛みが強い時期)
② 組織がかたくなる(動かなくなる時期)
この流れによって、肩は物理的に動きにくくなります。
そのため、無理に動かすと改善するどころか、
炎症が長引く原因になることもあります。
◆「腕のねじれ」は原因ではなく結果
炎症があると、人は無意識に
「最も痛みが少ない姿勢」を取ります。
そのときに多いのが
・脇を少し開く
・腕をやや前に出す
・内側に少しひねる
という状態です。
これは専門的に
「20-20-20ポジション」と呼ばれ、
・外に開く
・前に出す
・内側にひねる
それぞれが約20度前後の、負担が最も少ない位置とされています。
つまり
腕のねじれは原因ではなく、痛みを避けるための結果です。
この状態を無理に戻そうとすると、かえって悪化することもあります。
◆なぜ突然起こるのか
五十肩は、特別なきっかけがなく、突然始まることが多い症状です。
その背景には
・血流の低下
・回復力の低下
といった全身の状態が関係しているケースもあります。
そのため、肩だけを見るのではなく、身体全体の状態を考えることが大切です。
◆改善のために大切な3つのステップ
① 痛みを抑える
② 少しずつ動きを戻す
③ 全体の動きを整える
この順番を守ることが、回復の近道です。
◆自宅でできるセルフケア
状態に合わせて行うことが重要です。
◎痛みが強い時期(炎症期)
◆振り子運動
・身体を前に倒し、腕をぶら下げる
・力を抜いて小さく揺らす
ポイントは
筋肉で動かさず、腕の重さで揺らすことです。
◎振り子運動は効果があるのか
振り子運動は
・関節内の圧を下げる
・血流を促す
・痛みを感じにくくする
といった作用があり、炎症を落ち着かせるためのケアとして有効です。
ただし
・力が入っている
・自分で振り回している
・大きく動かしている
場合は効果が出にくく、逆に負担になることもあります。
◎少し落ち着いてきた時期
◆外に開く動き(外旋)
・脇を軽く締める
・肘を曲げたまま外に開く
・痛くない範囲で少しずつ行う
無理に広げると逆効果になります。
◎回復期
◆肩甲骨の動きを整える
・胸を軽く開く
・肩甲骨を寄せる
これにより、肩が動きやすい環境が整います。
◆やってはいけないこと
・強く揉む
・無理なストレッチ
・痛みを我慢して動かす
これらは炎症を長引かせる原因になります。
◆肩こりや腰痛と同じ「身体の使い方」も関係する
五十肩も
・姿勢
・重心のクセ
・身体の使い方
の影響を受けます。
同じ生活でも
・肩に負担が出る人
・腰に負担が出る人
が分かれるのは、身体の使い方が違うためです。
◆注意してほしいレッドフラッグサイン
次のような症状がある場合は、五十肩以外の可能性もあります。
・何もしていなくても強い痛みが続く
・安静にしても改善しない
・しびれや力の入りにくさがある
・発熱や強いだるさがある
・転倒や強打のあとから動かない
このような場合は、
一度医療機関での確認をおすすめします。
◆わたなべ整体の考え方
わたなべ整体では
・肩だけでなく身体全体の動き
・力の流れ
・重心のバランス
を確認しながら整えていきます。
その場だけ楽にするのではなく、
『痛まない身体、疲れにくい身体づくり』
を目的としています。
◆まとめ
五十肩は
・老化だけが原因ではない
・ねじれが原因ではない
ということです。
状態に合った順番で整えていくことで、回復は十分に見込めます。
「なかなか良くならない」
「何をしていいか分からない」
そう感じている方は、
一度ご自身の身体の状態を見直してみてください。
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店舗名:わたなべ整体
施術者:渡邉 貴行(整体師/健康・運動アドバイザー)
所在地:東京都品川区豊町6-6-1 メゾンルトゥール1F
アクセス:都営浅草線・東急大井町線「中延駅」徒歩3分
営業時間:平日 9:00~21:00 / 土日祝 9:00~19:00
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