2026/05/20 16:33

【座りっぱなしで身体が壊れる?】腰痛・肩こりと“座りすぎ”の関係

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こんにちは、中延にある『わたなべ整体』の渡邉です。

 

「運動しているのに、なぜか身体がだるい」
「ジムに通っているのに、腰痛や肩こりが変わらない」
そんな感覚はありませんか?

 

実は近年、“運動不足”よりも問題視されているのが「座りすぎ」です。

シドニー大学などによる22万人以上を対象にした研究では、

後から運動しても、長時間座り続けた悪影響は完全には打ち消せない

ということが報告されています。

 

つまり、

「仕事でずっと座りっぱなし」

「夜にジムで運動する」

これだけでは、身体への負担を帳消しにできない可能性があるということです。

 

◆なぜ「座りすぎ」が問題なのか?

 

長時間座っていると、特に太ももやお尻まわりの大きな筋肉がほとんど働かなくなります。

筋肉は、単に身体を動かすだけではありません。

・血流を循環させる
・糖や脂質を処理する
・姿勢を支える
・全身の連動を保つ

 

こうした役割も担っています。

しかし座り続けることで、これらの働きが低下し、

・血流低下
・代謝低下
・筋肉のかためる
・関節の動きの低下

 

などが起こりやすくなります。

 

これが積み重なることで、身体は徐々に不調を起こしやすい状態になっていきます。

 

◆腰痛や肩こりとも深く関係する

 

座りっぱなしによる影響は、生活習慣病だけではありません。

実際には、

・慢性的な腰痛
・肩こり
・首の張り
・背中のかたさ
・疲労感

 

とも深く関係しています。

例えば長時間座ると、

・骨盤が後ろへ倒れる
・背中が丸まりやすくなる
・頭が前へ出る

 

といった状態が続きます。

 

すると身体は、倒れないように首や肩、腰の筋肉を使って無理に支え続けることになります。

本来なら全身で分散するはずの負担を、一部の筋肉だけで支え続けるため、

「休んでも戻る肩こり」
「朝から重い腰痛」

につながりやすくなるのです。

 

◆「運動しているから安心」ではない理由

 

重要なのは、

「運動しているかどうか」だけではなく、
「座っている時間が長すぎないか」

です。

 

例えば、

1日8~10時間ほとんど座りっぱなし

夜に1時間だけ運動

という生活では、日中の「動かない時間」が長すぎます。

 

身体は、

「1時間運動したこと」

より、

「何時間動かなかったか」

の影響を強く受けることがあります。

つまり、

“まとめて運動する”だけでは足りず、
“こまめに身体を動かす”

ことが非常に重要なのです。

 

◆ 大切なのは「座る時間を分断する」こと

 

そこで近年注目されているのが、

「長時間座り続けない」

という考え方です。

難しい運動をする必要はありません。

・1時間に1回立つ
・30秒だけ歩く
・軽く伸びをする
・肩を回す

 

これだけでも、止まっていた筋肉や血流が動き始めます。

特にデスクワーク中心の方は、

「運動不足」

より、

「同じ姿勢が長すぎる」

ことの方が問題になっているケースも少なくありません。

 

◆身体は“少しずつ”崩れていく

 

座りすぎの怖いところは、急激に痛くなるわけではないことです。

少しずつ、

・血流が悪くなる
・動きが減る
・かためる場所が増える
・疲れが抜けにくくなる

 

という変化が積み重なっていきます。

 

その結果、

「気づいた時には慢性化している」

という状態になりやすいのです。

 

◆まとめ

 

「運動しているから大丈夫」

とは、必ずしも言えない時代になってきています。

もちろん運動は大切です。
ただそれ以上に、

▶︎長時間座り続けないこと
▶︎身体をこまめに動かすこと

が重要になっています。

まずは、

「1時間に1回立つ」

これだけでも十分な第一歩です。

 

わたなべ整体では、腰痛や肩こりなどの部分的な不調だけでなく、日常生活によって崩れた身体全体の連動性やバランスも確認しながら整えていきます。

なかなか疲れが抜けない方や、座り仕事による不調を感じている方は、一度ご自身の身体の使い方を見直してみてください。

 

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店舗名:わたなべ整体

施術者:渡邉 貴行(整体師/健康・運動アドバイザー)

所在地:東京都品川区豊町6-6-1 メゾンルトゥール1F

アクセス:都営浅草線・東急大井町線「中延駅」徒歩3分

営業時間:平日 9:00~21:00 / 土日祝 9:00~19:00

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2026/05/12 22:34

【冷やしすぎが回復を遅らせる?】PEACE & LOVEという新しい考え方

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こんにちは、中延にある『わたなべ整体』の渡邉です。

 

「ケガをしたら、とりあえず冷やす」
「痛い間は動かさず安静にする」

こうした対応は、長い間スポーツ現場や日常の応急処置として当たり前のように行われてきました。

実際、以前は「RICE(ライス)処置」という考え方が基本でした。

 

◆ RICE処置とは?

RICEとは、

・R=Rest(安静)
・I=Ice(冷却)
・C=Compression(圧迫)
・E=Elevation(挙上)

の頭文字を取ったものです。

ケガをしたら、

「冷やして、動かさず、腫れを抑える」

という考え方で、スポーツ現場でも広く使われてきました。

もちろん、この考え方自体が間違っていたわけではありません。
実際に、強い痛みや腫れを抑えるために役立つ場面もあります。

ただ近年では、

👉 「冷やしすぎ」
👉 「休ませすぎ」

によって、逆に回復が遅れるケースがあることもわかってきました。

 

◆ 炎症は“悪”ではない

ケガをすると、

・熱を持つ
・腫れる
・ズキズキ痛む

といった反応が起こります。

以前は、これらを「できるだけ抑えるべきもの」と考えられていました。

しかし現在では、この炎症反応は、身体が傷ついた組織を修復するために起こしている大切な反応だと考えられています。

身体は修復のために、

・血液
・酸素
・栄養
・修復細胞

を患部へ集めています。

つまり炎症は、身体が「治そう」としている途中の反応でもあるのです。

 

◆ 冷やしすぎるとどうなるのか

もちろん、強い痛みや熱感を落ち着かせるために、一時的な冷却が役立つことはあります。

ただし、必要以上に長く冷やし続けると、

・血管が縮まる
・血流が落ちる
・修復に必要なものが届きにくくなる

という状態も起こります。

さらに、長期間ほとんど動かさない状態が続くと、

・筋肉がかためる
・関節が動きにくくなる
・回復後も動きが悪くなる

こともあります。

こうした背景から、近年広がっているのが「PEACE & LOVE」という考え方です。

 

◆ PEACEとは?

PEACEは、ケガをした直後の急性期に行う考え方です。

以前のように、

「とにかく冷やして止める」

ではなく、

👉 身体の修復を邪魔しないように守る

という考え方が中心になっています。

 

◆ P=Protect(保護)

まず大切なのは、傷ついた部分を守ることです。

ケガ直後は組織が不安定なため、無理な動きをすると悪化しやすくなります。

ただし、「完全に動かさない」という意味ではありません。

痛みが強く出る動きを避けながら、回復しやすい状態を保つことが目的です。

 

◆ E=Elevate(挙上)

患部を少し高くすることで、腫れが強くなりすぎるのを抑えやすくします。

例えば足首を捻った場合、脚を少し高くして休ませるイメージです。

これは炎症を止めるというより、

👉 腫れを過剰に悪化させないための管理

という考え方です。

 

◆ A=Avoid anti-inflammatory modalities
(過度な抗炎症を避ける)

ここが、以前のRICEとの大きな違いです。

炎症は、身体が修復するための大切な反応です。

そのため現在では、

・長時間のアイシング
・必要以上の消炎
・炎症を完全に止めようとすること

が、回復を遅らせる可能性もあると考えられるようになってきました。

もちろん、痛みを和らげるために一時的に冷やすことはあります。

ただし現在は、

👉 「炎症=全部悪い」

とは考えなくなってきています。

 

◆ C=Compress(圧迫)

圧迫は、腫れが広がりすぎるのを抑えるために行います。

サポーターや包帯などを使うこともありますが、強く締めすぎると血流まで落ちるため、

👉 循環を止めない範囲

が大切になります。

 

◆ E=Educate(教育)

ケガをすると、

「もう動かしちゃダメだ」
「安静にしていないと悪化する」

と不安になりやすくなります。

しかし、必要以上の不安は、

・身体をかためる
・動きを怖がる
・回復を遅らせる

ことにつながります。

そのため、

👉 今どういう状態なのか
👉 どう回復していくのか

を理解し、必要以上に怖がりすぎないことも大切だと考えられています。

 

◆ LOVEとは?

炎症が少し落ち着いてきたら、次は「LOVE」の段階に入ります。

ここでは、

👉 回復した組織をしっかり使える状態へ戻していく

ことが目的になります。

以前は「痛みがなくなるまで安静」が重視されることも多くありました。

しかし現在は、必要以上に止め続けることで、

・筋力低下
・関節のかたさ
・動きの悪さ

につながることがわかってきています。

そのため、状態を見ながら少しずつ動かしていくことが重要とされています。

 

◆ L=Load(負荷)

痛みのない範囲で、少しずつ身体を使っていく段階です。

ここで大切なのは、

👉 無理をすることではなく、適切に使うこと

です。

身体は、適度な刺激が入ることで回復しやすくなります。

 

◆ O=Optimism(楽観思考)

回復には、身体だけでなく「脳の状態」も関係します。

「また痛くなるかもしれない」
「動いたら悪化しそう」

という不安が強すぎると、身体は防御的にかためる方向へ働きやすくなります。

もちろん無理に前向きになる必要はありませんが、

👉 必要以上に怖がりすぎないこと

も回復には大切です。

 

◆ V=Vascularisation(血流促進)

ここが、PEACE & LOVEの中でも非常に重要なポイントです。

軽い運動やウォーキングなどで血流を促すことで、

・酸素
・栄養
・修復に必要な物質

が患部へ届きやすくなります。

慢性的な肩こりや腰痛でも、血流低下によって回復しにくくなっているケースは少なくありません。

 

◆ E=Exercise(運動)

最終的には、「動ける身体」に戻していくことが大切です。

ただ痛みを減らすだけではなく、

・関節がしっかり動く
・筋肉が連動する
・身体を安定して支えられる

こうした状態まで戻していくことで、再発予防にもつながります。

 

◆ まとめ

以前は、

「冷やして安静」

が基本でした。

しかし現在は、

👉 身体の回復反応を邪魔しすぎない
👉 少しずつ循環と動きを戻していく

という考え方へ変わってきています。

もちろん状態によっては冷却や安静が必要なこともあります。
ただ大切なのは、「とにかく止めること」ではなく、今の身体に合った対応をすることです。

わたなべ整体では、部分だけではなく、身体全体の回復しやすい状態づくりを大切にしています。

ケガだけでなく、慢性的な腰痛や肩こり、なかなか抜けない疲労感などが続いている方も、一度ご自身の身体の状態を見直してみてください。

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