過外転症候群についてまとめてみました。
・過外転症候群
過外転症候群は腕神経叢の絞扼部位によって3つに分類される胸郭出口症候群の中の1つ。
※他の2つは斜角筋症候群と肋鎖症候群
小胸筋の下や第1肋骨と鎖骨の隙間で鎖骨下動脈や鎖骨下静脈、腕神経叢が圧迫され、指先に血行障害、知覚障害をおこす。
長時間の頭上作業や上肢を頭の上にしての睡眠などによって、筋が伸張されることで誘発される。
徒手検査 : ライトテスト
肩関節を90°外転、90°外旋、肘関節90°屈曲位の時の橈骨動脈の拍動が減弱した場合、陽性とする。