2025/11/26 12:07
長引く咳に効くセルフケア|首肩・肋骨・背中のこわばりをやさしく改善
こんにちは、中延にある『わたなべ整体』の渡邉です。
今回は、最近長い期間咳が続いて苦しんでいる方が増えているという声を聞き、ご自宅でも取り入れやすい「咳による負担を軽減するセルフケア」をまとめました。
咳が続くと、首まわりや肋骨まわり、背中までかたまりやすく、呼吸もしづらくなって疲れが抜けにくくなります。身体の負担を軽減し、ゆっくり回復しやすい状態をつくるための基本として、毎日少しずつ続けてみてください。
◆首まわりをゆるめるセルフケア(咳による首肩のこわばりに)
咳が続くと、無意識に首や肩に力が入り続け、首の付け根や鎖骨周辺がかたまりやすくなります。まずは、この部分をゆるめて呼吸しやすい状態をつくっていきます。
【やり方】
- 右手で左側の鎖骨の上をやさしく触れる
- そのまま皮膚の表面を、上下左右に小さくゆらす
- 10~15秒ほど続け、反対側も同じ様に行う
※強く押す必要はありません。軽い刺激で十分です。
◆肋骨まわりをゆるめて呼吸を深くするケア
咳が続くと、肋骨まわりの筋肉がかたまり、呼吸が浅くなりやすい状態になります。
胸郭が動きやすくなると、吸う時も吐く時も呼吸が入りやすくなります。
【やり方】
- 両手を肋骨の外側に添える
- 大きく吸った時に、肋骨が横に広がるのを感じる
- 吐く息でゆっくり戻るのを感じる
- 5~8回ほどゆっくり行う
※無理に吸い込む必要はありません。自然な呼吸で十分です。
◆背中をゆるめるセルフケア
咳の衝撃で背中の筋肉もかたくなりやすく、姿勢がくずれてさらに呼吸がしづらくなる事があります。背中をゆっくり動かして、固まった筋肉をほぐします。
【やり方】
- イスに浅く座って姿勢を軽く整える
- 両腕を前に伸ばしたまま、背中を軽く丸める
- ゆっくり元に戻す
- 10回ほど丁寧に繰り返す
※痛みが出るほど丸める必要はなく、やさしい動きでOKです。
◆腰まわりの負担を軽くするケア
咳の反動は腰にも負担をかけます。腰を守るために、股関節まわりをゆるめておくと負担が軽減します。
【やり方】
- 片ひざを立てて座る
- 立てたひざを左右に小さくゆらす
- 20~30秒ほど続け、反対も行う
◆最後に
咳が長引いている時に大切なのは、「呼吸の邪魔をしている部分をゆるめてあげる」事です。
強く伸ばしたり無理に動かす必要はありません。軽く、少しずつ、やさしい刺激の方が回復につながりやすいです。
もし咳による身体のこわばりがつらい場合や、セルフケアでカバーしきれない重さがある場合は、整体での調整も役立ちます。
また、セルフケアを続けても改善が見られない場合や、咳が強く長引く場合は、早めに医療機関での受診をお勧めします。
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店舗名:わたなべ整体
施術者:渡邉 貴行(整体師/健康・運動アドバイザー)
所在地:東京都品川区豊町6-6-1 メゾンルトゥール1F
アクセス:都営浅草線・東急大井町線「中延駅」徒歩3分
営業時間:平日 9:00~21:00 / 土日祝 9:00~19:00
定休日:木曜日・第3日曜日
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