2017/07/11 20:28
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
≪2018年2月21日修正・更新≫
最近 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の方が多く来院してくれてます。
そんな時肩の状態もしっかりチェックしていきますが、実際に施術するのは肩ではなく肘だったりします。
肩ではなく肘の関節の調整で腕の挙がりに変化がでる方もいるんです!
そのうえで身体は一つの部位を動かすと連動して全身が動き出すので、痛みは肩にあっても全身の調整をしていくことで、施術前とは違う軽く動けることを実感でき喜んで帰られます。
しかし施術のやり方は四十肩・五十肩に発症してからどのくらいの期間が経ったかによって大きく変わります。
四十肩・五十肩の発症原因は、肩の周囲にある筋肉や腱、靭帯、関節包、滑液包などの組織が加齢などによって炎症が生じることが要因と考えられていますが、実はいまだに明らかになっていないのです。
そして発症してからの時期によって、「急性期」「慢性期」「回復期」と大きく3つに分けられます。
・急性期(およそ2週間から1カ月)
腕を動かしたときに肩に激痛が走り、寝ている時に寝返りを打つだけで痛みを生じる夜間痛が出るといった、四十肩・五十肩の典型的な症状の時期。
肩だけでなく二の腕や手先にも痛みや痺れが出ることもあります。
この時期は無理は禁物です。
施術としてもチェックで肩を軽く触ることはしても、肩そのものを揉んだり動かしたりすることは決してしないです。
・慢性期(半年から1年)
急性期の激痛が治まってくると鈍い痛みへと変わってきます。
急性期の炎症の影響もあり、筋肉が委縮して固まっているので肩が上がらなくなっているなど可動域が狭くなっています(肩関節拘縮)。
着替えや洗髪など日常生活にも支障をきたす時期です。
動かせる範囲で動かしていくことは大切ですが、痛みが出るような無理な動きは痛みがぶり返すことがあるので要注意です。
このころから肩の状況を診ながら、上記のように肘などの調整も入れていきます。
・回復期
腕を動かしても痛みはほとんどでなくなってくるが、「肩の動きが非常に悪い」「腕が最後まで伸びきらない」などの症状が残る時期です。
この時期になりましたら、身体全身のバランスを整えるようにストレッチや運動療法も加えながら肩を元の動ける状態へと戻すよう施術していきます。
四十肩・五十肩に限らず、痛いところとその原因となっているところが違うことはよくあることです。
どのような症状でも毎回しっかりお話をしっかり聞いたうえで施術はしております。
身体の不調があるようでしたら、是非一度お越しください。
わたなべ整体
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