2020/01/12 16:42

体幹とインナーマッスルの違い

体幹とインナーマッスルの違い

体には約400もの筋肉があり、何層にも重なって存在している。

皮膚の上からでも触れることができる筋肉をアウターマッスル(体の表面にに近いところ、浅いところにあるので「表層筋」「浅層筋」ともいわれる)がある。

そして、体の中心部にある筋肉をインナーマッスル(体の奥深いところにあるので「深層筋」ともいわれる)がある。

つまりインナーマッスルは筋肉が存在する場所の『深さ』を表している。

体幹は何かというと、頭と両腕・両脚(四肢)を除く胴体の『場所』を表している。

体幹を鍛えるとは、胴体の筋肉(インナーマッスルとアウターマッスルの両方)を鍛えることになる。

2019/12/21 16:52

関節がポキっとなるあの音について

関節がポキっとなるあの音について

指や首などの関節がポキっとなるあの音のことを、クラッキング(関節轢音)といいます。

 

メカニズムはまだ証明されていません。

いくつか説はありますが、その中でも有力とされているのは、

関節の中にある関節液(潤滑油)が関節に物理的な力が加わった時にでる気泡の破裂音

というものです。

 

もう少し詳しく書きますと、

関節が急に曲げたり、引っ張られることで、関節内の気圧が下がり真空状態となることで関節液が気化され、それが弾けて消失される時に音が発生します。

これが軟骨や骨、関節包、靭帯などに反響してポキっといった大きな破裂音が聞こえるのです。

 

無理やり鳴らすのではなく、自然となるクラッキングでは、通常それが原因で関節炎になることはないと言われています。

2019/11/27 17:38

妊婦さんの腰痛

妊婦さんの腰痛.jpg
妊婦さんの方も来院されていますが、ほとんどの方が腰痛で来院されます。
お腹が大きくなってくると、立ち姿勢もガニ股気味のが楽になるので、どうしても姿勢は崩れやすくなります。

これが腰痛になるきっかけとなるんです!
この姿勢が続くことで、お尻の奥にある小臀筋という筋肉が緊張してしまい、股関節を上手く支えられにくくなり不安定な状態になってしまいます。
そうすると腰と脚を結んでいる腸腰筋という筋肉の働きも鈍くなり、脚を上げたりという動きで腰の筋肉を余分に使わなくてはいけなくなるのです。

これによって最終的に腰に負担がかかり、結果として腰に痛みを感じさせているのです。

結果の場所ばかり揉んだりしても意味がありません。

そこまでの過程がどのようになっているのか、本当の原因がどこにあるのかを見極めてケアすることではじめて痛みに変化させることができるのです。

妊婦さんの腰痛の原因は小殿筋にも隠れていることが多いのです。
これが妊婦さんに腰痛が多くなる原因の1つです。
このように痛みを感じている場所と痛みの原因の場所は違います。
正しくケアして、あなたも痛みを原因から取っていきましょう!

12月の休みは、5日(木)、12日(木)、15日(日)、19日(木)、26日(木)、31日(火)
年末年始休暇は12月31日(火)〜1月3日(金)
となります。

よろしくお願いします。
12月の休み.jpg

2019/11/19 10:20

痛みのメカニズムと原因

人間のカラダは約400の筋肉と206個の骨、200の関節で作られているのです。

知っていましたか?

 

これら1つ1つが正しく働くことで、カラダをスムーズに動かしているのです。

しかし何かのきっかけ(動きの癖、姿勢など)で働きが悪くなった部位ができると、そこをカバーするために他の部位が働くことでカラダをスムーズに動かしているのです。

そしてそのカバーした働きを他の部位がカバーをし、そのカバーした働きを他の部位がカバーをする・・・

と悪循環に陥るのです。

 

これが歪みです。

 

そして、この歪みをそのままにしておくことで関節の遊び(クッションの役割をはたす隙間)がなくなることで、痛みとして感じることになるのです。

 

これが痛みのメカニズムです。

 

痛みの原因は痛みを感じている部位にあるのではないのです。

本当の原因は最初に動きが悪くなった部位にあるのです。

あなたの腰痛の原因は足の指なのかもしれません!

痛みを感じている部位を揉んだりほぐしたりしても効果はないのです。

 

原因からしっかり良くして元気なカラダにしませんか?

2019/10/07 12:55

過外転症候群(小胸筋症候群)について

過外転症候群についてまとめてみました。

 

・過外転症候群

過外転症候群は腕神経叢の絞扼部位によって3つに分類される胸郭出口症候群の中の1つ。

 ※他の2つは斜角筋症候群と肋鎖症候群

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小胸筋の下や第1肋骨と鎖骨の隙間で鎖骨下動脈や鎖骨下静脈、腕神経叢が圧迫され、指先に血行障害、知覚障害をおこす。

長時間の頭上作業や上肢を頭の上にしての睡眠などによって、筋が伸張されることで誘発される。

徒手検査 : ライトテスト

肩関節を90°外転、90°外旋、肘関節90°屈曲位の時の橈骨動脈の拍動が減弱した場合、陽性とする。