2020/02/21 18:27

つま先着地!かかと着地!から考える身体の不調の原因

先日 来院された方

ジョギングを週2、3回ペースで何年も続けている健康的な方でした。

体力もついてきたから、もう少し速く走りたいという気持ちになってフォームをつま先着地にしたそうです!

どうやらそのころから膝に痛みがでるようになり、良くなる様子がないので来院されたのです。

 

本人は走るスピードを速くしたからと言っていましたが、わたしはそれよりもフォームを変えたことのが気になりました。

つま先着地が悪いフォームと言いたいわけではないです。

実際にマラソンなどの長距離で世界記録を出している選手や優勝をしている選手はつま先着地の人が多いわけですしね。

 

ではなぜつま先着地のフォームにしたことが気になったかというと、その方の体型です。

どんな体型かというと、若干猫背ではありますが反り腰でもなく長年運動もやっていることもあって余分な脂肪もない体型で、柔軟性も平均よりは良いといった感じです。

「ん???

何も問題ないんじゃない!」

といった声が聞こえますが、そうですね比較的いい体型です。

「え~~ さっき体型が気になるって言ったでしょ(怒)」

お叱りの声も聞こえますね(汗)

 

何が言いたいのかというと、つま先着地は速く走りやすいフォームですし体型も良いのですが、その方の体型にはつま先着地のフォームは向いていないと思ったんです。

その方というより日本人にはつま先着地は向いていないと思っています。

 

なぜか???

 

そもそもつま先着地が良い!とどうして言われだしたのかというと、長距離種目で好タイムを出すのはケニア人などのアフリカ系の選手が多く、その走りを見るとみんなつま先着地をしていることがわかったからです。

 

それに引き替え日本人の選手はどうかというと、かかと着地ばかり。

「だからアフリカ系の選手に勝てないんだ!」「早く走る為にはつま先着地にしないとダメだ!」
となったわけです。
しかしアフリカの人たちはどこかで教わって、つま先着地で走るようになったのでしょうか?
きっと違いますよね!
調べたわけではないのでもしかしたら子供の時に、「つま先走りにしろ~!!!」と教育しているのかもしれませんが、きっと違いますよね!
ではなぜ自然とつま先着地で走れるようになったのかというと、それは身体の特性にあるんです。
アフリカ系の人たちは、骨盤は前に傾いている反り腰が多く、直立した時もかかとが浮くような感じになっているそうです。
このような特性があるので、つま先着地に自然となっているのです。
速く走りたいからつま先着地にしているのではなく、つま先着地が楽な走り方なんです。
日本人の身体の特性はどうかというと、骨盤は薄くて平べったくなっているので、お尻の筋肉も後ろ側より横側に付きやすいので、骨盤も前傾しにくく、直立した時も足裏がべったりと地面に着く特性があるのです。
それなのに走る時だけつま先着地にするのは不自然になるので、膝などに不調をきたすことになっても、それは自然の出来事といってもいいかも知れません。
よって日本人には向いていないのです。
トップランナーもしくはつま先着地に向いた身体の特性以外の方にはおススメはできないです。
膝を痛めて来院された方にも、このことを施術しながらお伝えして元のフォームに直したところ、膝の調子も良くなり元気に走っています。
良いと思ってやったことが逆効果ってことってありますよね。
あなたの身体の不調もちょっとしたことが原因なのかもしれませんよ!
ちょっとしたことも見逃さず元気な身体に導かせていきます。
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